卓球のルール完全ガイド|サーブ・得点・反則を初心者向けに解説

2026年8月31日 公開

卓球のルール完全ガイド|サーブ・得点・反則を初心者向けに解説

卓球は道具さえあればすぐに打ち合いを楽しめるスポーツだが、いざ試合形式でやろうとするとサーブの順番や得点の数え方でつまずく人が多い。学校の授業やレクリエーションで軽く遊んだことはあっても、公式ルールをきちんと理解している人は意外と少ない。

この記事では、卓球の基本的な試合ルールを、得点の仕組みからサーブの決まり、反則の具体例まで順番に整理する。これから大会や部活動で卓球を始める人はもちろん、家族や友人と本格的にルールを合わせて遊びたい人にも役立つ内容になっている。

卓球のルールの基礎知識

卓球の試合は「ゲーム」という単位で行われ、1ゲームは11点先取で決着する。ただし10対10になった場合は、どちらかが2点差をつけるまで続けられる。試合全体は複数ゲームの合計で勝敗を決める方式が一般的で、大会によって3ゲーム先取(5ゲームマッチ)や4ゲーム先取(7ゲームマッチ)などの形式が採用される。

得点はラリー(打ち合い)が終わるたびに1点ずつ入る方式で、サーブを打った側が失敗しても、レシーブ側が失敗しても、どちらかが得点する。バドミントンのようにサーブ権のある側しか得点できない方式ではないため、テンポよく点数が動いていくのが卓球の特徴だ。

ラケットの持ち方や打ち方に規定はなく、シェークハンドでもペンホルダーでも自由に選べる。一方でラバーの色は片面を赤、もう片面を黒(またはそれに近い規定色)にすることが義務付けられており、この点は初心者が見落としやすい規定のひとつになっている。

サーブ・得点・ダブルスの具体的なルール

サーブのルール

サーブは2本ごとに交代する。つまり1人が2回連続でサーブを打ったら、次は相手が2回サーブを打つ流れを繰り返す。ただし10対10になった場合は1本交代に変わる。サーブを打つときはボールを手のひらに乗せて台の高さより上に垂直に投げ上げ、落ちてきたところを打つ必要があり、投げ上げずに低いトスで打つと反則になる。

得点になる場合・失点になる場合

打球が相手コートに正しく入らなかった場合や、台に触れる前にボールを打ってしまった場合、同じ選手が2回連続でボールに触れてしまった場合などは、その時点で相手の得点になる。逆に、相手が返球できなかったり、返球が台の外に出たりすれば自分の得点になる。エッジ(台の角のライン部分)にボールが当たった場合は有効打球として扱われる点も、初心者が驚きやすいルールのひとつだ。

ダブルスの独自ルール

ダブルスでは、ペアが交互にボールを打たなければならない。1人が2回連続で打つと反則になる点がシングルスと大きく違う。またサーブも決まった順番でコートの右半面に打ち込む必要があり、レシーブする側もあらかじめ決めた順番通りに打たなければならない。この順番のルールは慣れるまで混乱しやすいため、試合前にペアで確認しておくと安心だ。

実践のコツと注意点・よくある間違い

初心者がもっとも間違えやすいのは、サーブのトスの高さと投げ方だ。ラケットで軽く弾くように出すサーブは反則になりやすく、審判のいる試合では厳しく見られる。手のひらを平らにしてボールを乗せ、垂直に投げ上げてから打つ動作を練習の段階から意識しておくと、試合本番で慌てずに済む。

もうひとつよくある間違いが、ダブルスでの打球順の勘違いだ。緊張していると反射的に打ってしまい、ペアの打球順を飛ばしてしまうことがある。練習試合の段階からダブルスの順番を声に出して確認する習慣をつけておくと、本番でのミスを減らせる。

また、フリーハンド(ラケットを持っていない方の手)や体の一部が台に触れてしまうと反則になる場合がある。前に出て強く踏み込むプレースタイルの選手ほど注意したいポイントで、フォームを固める段階で意識しておくとよい。

初心者向けチェックリスト

ルールを覚え始めたばかりの人は、次の項目を確認しておくと試合でのトラブルを減らせる。

この5点を押さえておくだけでも、初めての試合や大会でのトラブルはかなり減らせるはずだ。

卓球のルールに関するよくある質問

Q. 卓球は何点先取で1ゲーム終わりますか?

基本は11点先取で1ゲームが終了する。10対10になった場合は、どちらかが2点差をつけるまでゲームが続く。

Q. サーブはどちらのコートに打ってもいいのですか?

シングルスではコート内であればどこに打っても構わない。ただしダブルスの場合は、サーバーから見て相手コートの右半面(対角のコート)に入れる必要がある。

Q. サーブを失敗したらすぐ相手の得点になりますか?

サーブが正しい打ち方でなかったり、ネットを越えられなかったり、規定のコースに入らなかった場合は、その時点で相手の得点になる。ネットに触れて相手コートに入った「ネットイン」は原則としてやり直し(レット)になる。

Q. ラリー中に台を手で押さえてもいいですか?

プレー中に台やネットに体やラケットを持たない方の手で触れると反則になる場合がある。台に寄りかかったり手をついたりする動作は避けたほうがよい。

卓球のルールは細かく見えるが、得点・サーブ・反則の基本さえ押さえてしまえば、あとは実戦の中で自然と身についていくものが多い。まずはルールブックを丸暗記するよりも、実際の試合を経験しながら覚えていくのが近道だ。ルールを確認したうえで実戦の場を探したい人は、全国の卓球大会・イベントを探すページから近くの大会情報もチェックしてみてほしい。

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