卓球ラケットの選び方完全ガイド|種類・グリップ・選び方のコツ

2026年8月28日 公開

卓球ラケットの選び方完全ガイド|種類・グリップ・選び方のコツ

卓球を始めたばかりの人がまず迷うのが、ラケット選びだ。ラバーやシューズと違って何年も使い続けることが多い道具なので、最初の1本をどう選ぶかで練習のしやすさが変わってくる。

グリップの形、ブレードの構造、重さのバランスなど、確認すべき点はいくつかある。ここでは、卓球ラケットの基本的な構造から選び方の手順、購入後にありがちな失敗まで順番に見ていく。

卓球ラケットの基礎知識

卓球ラケットはグリップの形状によって大きく2種類に分けられる。片方はシェークハンドで、握手をするような持ち方で握る形状だ。両面にラバーを貼り、フォアハンドとバックハンドの両方を同じ面積で使えるため、現在の国内外の競技レベルではこちらが主流になっている。

もう片方はペンホルダーで、ペンを持つように握る形状になる。片面(または両面)にラバーを貼るタイプがあり、台上での細かい動きに強みがあるとされるが、シェークハンドに比べると扱っているメーカー・モデル数は少なめだ。初めての1本であれば、選択肢の多さからシェークハンドを選ぶ人が多い。

ブレード(木の板の部分)の構造にも違いがある。1枚の木材だけで作られた「単板」は、球持ちが良く柔らかい打球感になりやすい一方、扱いにこつが要る。数枚の木材や特殊素材を貼り合わせた「合板」は、反発力や安定感が出やすく、初心者から上級者まで幅広く使われている。最初のラケットとしては、5枚合板前後の標準的な合板から検討するのが分かりやすい。

卓球ラケットの選び方

グリップのサイズは、シェークハンドの場合でも太さや形状にいくつかバリエーションがある。手が小さい人向けの細めのグリップ、しっかり握り込める太めのグリップなど、店頭で実際に握って確認できるとよい。通販で購入する場合は、普段使っているラケットのグリップサイズを参考にするか、標準的なサイズを選んでおくと失敗しにくい。

ブレードの重さも重要な要素だ。軽いラケットは振り抜きやすく取り回しがしやすい反面、威力を出すには自分の力で加速させる必要がある。重いラケットは球を弾く力が強いぶん、振り遅れやすくなる。フットワークに自信がない段階では、標準よりやや軽めを選んでおくと扱いやすい。

プレースタイルとの相性も考えたい。台から下がって粘り強くラリーを続けたいのか、台の近くで攻撃的に前陣速攻を仕掛けたいのかによって、向いているブレードの特性は変わってくる。最初のうちはスタイルが固まっていないことも多いので、極端な特性のモデルよりも、バランス型として紹介されているモデルから選ぶ人が多い。

実践のコツ・注意点

ラケットはラバーとセットで初めて完成する道具だ。ブレードだけを見て選んでも、貼るラバーの種類や硬さによって実際の打球感は大きく変わる。購入時は、ラケット単体の特性だけでなく、貼るラバーとの組み合わせも合わせて考えておくと後悔しにくい。

公式戦で使用する場合は、日本卓球協会(JTTA)や国際卓球連盟(ITTF)が定める用具規定の範囲内であるかを確認しておく必要がある。ブレードの木材比率やラバーの色、公認シールの有無など細かいルールがあるため、大会に出る予定がある人は、購入前に対象大会の規定を確認しておくと安心だ。

ありがちな失敗としては、価格や見た目だけで選んでしまい、自分のレベルに対して扱いが難しいモデルを選んでしまうケースがある。上級者向けの硬く反発の強いブレードは、コントロールに慣れていない段階だと球が浮きやすく、ミスが増える原因になりやすい。最初の1本は、扱いやすさを優先して選ぶのが結果的に上達の近道になる。

初心者向けのポイント

実際に大会に出て試してみたいという人は、全国の卓球大会・イベントを探すページから近くの大会情報を探してみるのもおすすめだ。自分のラケットで初めて公式の試合に立つと、練習だけでは気づけなかった扱いやすさの違いに気づくこともある。

よくある質問

Q. シェークハンドとペンホルダー、どちらを選べばいいですか?

初めての1本で迷っている場合は、選べるモデルの種類が多く、両面にラバーを貼って攻守両方に対応しやすいシェークハンドから始める人が多い。ただし、周りの指導者や仲間がペンホルダーに詳しい環境であれば、そちらを選ぶ選択肢もある。

Q. ラケットはどのくらいの頻度で買い替えるべきですか?

ブレード自体は消耗品ではないため、割れや反りなどの明らかな劣化がなければ長く使い続けられる。プレースタイルが変わったタイミングや、上のレベルを目指して用具を見直したいタイミングで買い替えを検討する人が多い。

Q. ラケットとラバーはセット購入したほうがいいですか?

初心者のうちは、ブレードとラバーがあらかじめ組み合わされたセット品から始めるのも一つの方法だ。慣れてきたら、ブレードとラバーを別々に選んで自分に合う組み合わせを探していくと、プレースタイルの幅が広がりやすい。

Q. 卓球未経験でも高価なラケットを買う意味はありますか?

価格の高いモデルほど反発力や操作性に優れる傾向はあるが、扱いこなすにはある程度の技術が必要になることが多い。始めたばかりの段階では、価格よりも扱いやすさを基準に選び、上達に合わせて用具をステップアップさせていく方が結果につながりやすい。

全国の卓球大会・イベントを探す →

全国の卓球大会・練習会をさがしてみませんか?

大会・イベントをさがす →

← 卓球コラム一覧に戻る